7日間で3.4万人のお客様にお越しいただきました。
2023年もたくさんのお客様のお越しをお待ちしております。
神竹灯のものがたり
ここには九州の海人の神である「穂高見命」ホタカミノミコトという神様がいます。彼には、九州・祖母山の神である「豊玉姫」トヨタマヒメという姉がいました。「穂高見命」は自分の故郷である九州のことが時々恋しくなることもありました。
ある日のこと姉の「豊玉姫」から贈り物が届きました。
開いてみると竹筒がありました。手紙には優しい姉からのメッセージが・・・
「元気にしていますか?今年も私のふもとの竹田市では「竹楽」という里山を守るために始まった竹にあかりを灯すお祭がありました。土地の人が心を込めて続けています。山を大切にする人々の心を、あなたの住む安曇野にも伝えたいと思ったのです。今は、世の中が不安で希望が見えなくなっているわ。だから、竹のようにまっすぐに強く伸びて進んでいくようにと、遠く離れた安曇野の人々の心に届けたいと思ったの。」
「穂高見命」は少し考えるとこう言いました。
「よし!安曇野でもこの灯りをともそう!竹の光がみんなの心を明るく照らすようにしたい!だからこの灯の名を「神竹灯(かみあかり)」と名づけよう!」
こうしてこの「神竹灯」がこの地ではじまることとなったのです。